- 学名
- Euphorbia pulcherrima
- 科名
- トウダイグサ科
- 属名
- ユーフォルビア属
- 原産地
- 中央アメリカ
- 花言葉
- 「私の心は燃えている」「祝福する」「聖なる願い」
ポインセチアは赤、白、ピンク、マーブルなどがあり、緑色の葉とのコントラストが非常に美しい植物です。
年末の大きなイベントであるクリスマスを11月下旬ごろから演出し、一年の最後を盛り上げます。
ポインセチアという名はそもそも1825年にメキシコ駐在のアメリカ大使だったポインセット氏がメキシコに自生していたポインセチアを発見したことにあります。
その後、欧州に渡りクリスマスにキリストの血の色として赤いものを飾る習慣があり、そのクリスマス時期に咲く赤い花として用いられてきました。
末澤園芸ではこのポインセチアを約1万鉢生産して年末を演出しています。
サイズは4号鉢と5号鉢です。
- ポインセチアは赤、白、ピンク、マーブルなどがあり、葉とのコントラストが美しいですがこの色づいた部分は花ではなく、苞と呼ばれる萼が変化したものです。
ポインセチアはクリスマスの時期に花が咲き出回るので寒さに強いと思われますが、もともと原産地が中央アメリカというメキシコは熱帯サバンナ気候で自生していたため、12月の日本はポインセチアには少し寒く厳しいようです。
また日本より乾燥しているので、日本でポインセチア
を育ててもよく枯らしてしまう原因は、その1つに水の与えすぎがあります。
少し乾燥しているほうが好きなようです。
太陽が大好きな植物で、日照時間が12時間以下になると花芽を付ける短日性植物という特徴があります。 - ポインセチアは基本的に太陽が大好きですが寒さは苦手です。
日当たりの良い窓辺に置いてください。
生育適温は20℃~30℃で冬場は最低10℃までとします。
冬場の日中は窓辺越しの太陽を当て、夜間は窓から少し離して寒さと、そして暖房などの温風からも守ります。
春になって気温が上がってくると新芽が動き出します。
そのころになると少しずつ外の環境に慣らしていきます。
ポインセチアは太陽が大好きですが、夏場の光は強すぎて葉焼けを起こしてしまいます。
夏場の戸外は半日陰か70%ほどの遮光をすると元気です。 - 基本的には土の表面が乾いたら水を与えます。
もともと原産地が日本より乾燥している気候であるため、過湿には注意してください。 - 花の咲いている時期や冬場は生長していないため肥料は必要ありません。
春に新芽が動き出したら緩行性肥料を月1回置くか、液体肥料を月3回~4回与えます。
花芽が動き出し葉の色が変わり始めたら少しずつ肥料を少なくしていきます。 - 暖かくなり始めた5月ごろから始めたほうが安全です。
培用土は市販のもののなかで少し荒めの方がよいでしょう。 - 挿し木で増やすのか一般的です。
5月~7月頃に天頂部に芽の付いた「天挿し」をします。
5~7cmのところで切り、下から2枚ぐらい葉を取ります。
そうすると切り口から乳白色の樹液が出てきます。
これをきれいに洗い流して市販の挿し木用土に挿し木します。
4週間もすればしっかり発根します。 - ポインセチアは短日性植物で、日の当たる時間が12時間以下にならないと花が咲きません。
毎日段ボールなどで17時~翌朝8時まで暗くして短日条件にします。
おおよそ開花まで60~70日ですがその期間は葉の色が少し変わってくるまで短日条件にしたほうが無難です。
開始する時期は11月中旬頃まで気温が17℃程度保てれば9月中下旬からでもよいですが、一般の家庭ではもう少し早めたほうか良いでしょう。
- 末澤園芸では、2400坪のハウスで四季折々の花を育てております。
ブーゲンビリア・グズマニア・ポインセチアは、お客さまに特にご好評をいただいております。
また、ご相談いただければ、納期時期や品種などもご要望にあわせて栽培させていただきます。
お気軽にお問い合わせ下さい。
- 末澤園芸は、花の多数を市場用・ホームセンター用に育てており、
基本的に直接販売はいたしておりません。
宅配をいたしますと、販売店さまでご購入いただくよりも運送コストの方が多くかかってしまうためです。
ご了解いただいた上で、ご相談いただける場合には、お応えできる限り対応させていただいております。
末澤の花を暮らしの中で楽しんでいただければ、幸いです。
まずはお気軽にご相談ください。